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事例集

新規開業事例

開業後の出産・子育てを経験しながら、地元に貢献し続けるクリニック

 

Ⅰ. まえがき

今回は、草川クリニック 内科・循環器内科の院長 草川由佳先生にお話しをお聞きしました。草川先生は令和2年3月に現クリニックをご開業され、ご出身でもある横浜市金沢区で患者さんに寄り添う、かかりつけ医として日々診療をされています。

今回のインタビューでは、草川先生がどのような思いでご開業され、今に至るのかをお聞きしました。また、草川先生はご開業をされてからも出産・育児を経験されておられます。これから開業を検討される多くの先生方にご参考いただければと存じます。

 

Ⅱ. 草川先生について

クリニックの概要
院長名 草川由佳(くさかわゆか)先生
クリニック名 草川クリニック 内科・循環器内科
クリニックHP https://kusakawa-cl.com/
所在地 神奈川県 横浜市金沢区能見台通4-1 2
アクセス 京急本線 能見台駅から徒歩1
診療科目 内科・循環器内科

 

Ⅲ. インタビュー

 

Q1:医師を目指した経緯

金子:
本日はよろしくお願いします。最初に草川先生が医師を目指した経緯からお聞かせいただけますか。

 

草川先生:
一つは母の影響ですね。私の母は、自身が専業主婦だったこともあったのか、私が小学生の頃から「将来は手に職をつけておくと良いよ」と言っていました。それに加えて、私は幼稚園から高校までずっとカトリック系の学校だったのですが、中学辺りから、「人の役に立てる仕事とは」と考えるようになり、その意味で「医師は良いな」と考えるようになりました。

 

あとは、家族みんなサッカーが好きで、毎週のように観戦に行っていたので、「チームドクターって良いな」って思っていました。

 

金子:
チームドクターですか。当初のきっかけは今のご専門とは違っていたのですね。

 

草川先生:
きっかけはそうですね。ただ、おじいちゃまおばあちゃまが好きだったので、 高齢者医療やりたいっていう気持ちもありましたよ。

 

金子:
そうなのですね。循環器内科は医学部の学生時代から意識されていたのですか。選ばれた理由はありますか。

 

草川先生:
医学部の頃は、社会や福祉に関わって、患者さんの様々なご事情や背景なども踏まえて、救う仕事をしたい気持ちがあったので、リハビリテーションや精神科とかにも興味を持っていました。

循環器内科を選んだのは、研修医の時に、循環器で働いていらした先生たちがとてもかっこよく見えて、性格的にも合っていると思ったからです。

 

金子:
性格ですか?

 

草川先生:
循環器は割とせっかちな人が多いと思うのですが、その感じが合いました()

あとは、例えば心不全の人とか、すごく苦しそうな状態で運ばれてきますが、その時の処置で、その苦しさが取れたりします。そのダイナミックさは興味深かったです。

また、どうしても「延命治療」みたいなイメージを持たれる人もいますが、患者さんにご無理をさせないで、本来のご希望に沿った終末期を迎えられるように、サポートしていくことも逆に循環器としてやる必要があると思い、自分には合っているなって思いました。

 

Q2:勤務医時代

金子:
循環器で働く中で、先生に影響を与えた恩師はいらっしゃいますか。

 

草川先生:

はい、研修の時に指導医としてついてくださった先生がとても勉強熱心な方で影響を受けました。そして、その先生のさらに上の役職で、現在、大学で総合診療科の教授をされている先生がいらしたのですが、その先生たちのグループがすごく熱心でした。その先生方の姿勢は、開業した今でも本当に活きていますし、その当時、学ばせていただいた「貯金」が今も自分の助けになっています。

 

 

金子:
そのような熱心な環境ですと、労働環境的には大変だったのではないでしょうか。

 

草川先生:

いえ、良い感じだったと思います。

当時はみんな、病院近くの寮に住んでいて、仕事熱心な方ばかりでしたので休みと仕事の区別があまりついてないような感じでしたが、それはそれで充実していて楽しかったですね。

 

Q3:開業を志したきっかけ

金子:
開業はいつ頃から考えていたのですか。

 

草川先生:

開業したい気持ちはずっとありました。地域の人々の健康を守りたいと学生の頃から思っていましたし、 若い頃は自分自身が受診するのはクリニックが多いですよね。なので、医師として、自然に思い浮かべるのは、地域の開業医でした。

 

金子:
ずっと気持ちがあったのですね。他の先生方へのインタビューでは「最初は全く」と言う方も多かったです。

 

草川先生:

はい、私も学生の頃は「どの診療科で開業する」という具体的なところまでは繋がっていませんでした。

 

金子:
やはり、そうなのですね。

 

草川先生:

これはご実家が開業していて、将来継ぐ医療機関が決まっている先生以外の多くの先生がそうだと思います。

 

金子:
そのように、ずっと開業も考えていた中で、開業を決意したきっかけはあったのですか。

 

草川先生:

きっかけは、子供を出産したことですね。1人目の子供がアンジェルマン症候群という遺伝子の病気だったのですが、発達が遅く、療育センターに通ったりする必要がありました。

その中で、常勤の勤務医を続けることが難しくなり、非常勤を掛け持ちするか、 開業するかを考えるようになりました。

 

金子:
今回開業地に能見台を選んだのはどういう経緯ですか。

 

草川先生:

元々、能見台近くの循環器呼吸器病センターというところに10年近く勤務をしていて、地元も近いので、開業するならこの周辺が良いなと思っていました。

 

金子:
ご出身もこのあたりなのですね。

 

草川先生:

はい、実家からクリニックまで歩いて着いてしまうくらい地元です(笑)

患者さんとも、よく地元トークをしますよ。

 

Q4:開業準備

金子:
それは地元への貢献ですね。今回の物件はどのように見つけたのですか。

 

草川先生:
近隣を歩いて見て回っていました。そうしたら、ずっと入りたいと思っていた駅目の前の物件が医療機関を募集していることを知りました。運が良かったなと思います。

 

※草川クリニック内科・循環器内科が入居している建物の外観です。能見台駅を出て目の前に見え、一階は調剤薬局であり非常に利便性が高いです。

 

金子:

確かに、地元で、しかも駅目の前で見つかって、すごいですね。

見つかるまでにどれくらいの期間がかかったのですか。

 

草川先生:
「良い物件無いかな」と緩く意識してからは2年くらい経っています。

 

金子:

他に、迷った物件はあったのですか。

 

草川先生:
いえ、色々と見ましたが「これ!」という物件は無かったです。

 

金子:

地元の物件に運命的に出会ったのですね。

物件が決まって、開業準備で大変だったことや先生の中で印象に残っていることはありますか。

 

草川先生:
開業準備に関しては全然です。楽しくて、学生時代の文化祭の準備を思い出しました() 金子さんと山口さんのおかげですね。

 

金子:

そう言ってくださり、ありがとうございます。私たちも楽しかったです。草川先生は弊社の開業支援の第一号のお客様なので、とても印象に残っています。

そして確かに順調で「楽しく」という感じでしたね。物件の交渉もスムーズでしたし、スタッフ様の採用とかも応募者がとても多くきましたね。

 

草川先生:
はい、本当そうですね。

開業準備が大変だったというよりも、ちょうど新型コロナウイルスの流行が始まった時だったので、それが大変でした。例えば、内覧会を開催するのかなど、とても悩みました。

 

金子:

確かにそうでしたね。色々と配慮をしながら開催して、結果すごく盛況でしたよね。

クリニックの内装工事はいかがでしょうか。

 

草川先生:
受付が小さかったなと思っています。

今から開業される先生方には「 内科の受付は広く!」とめちゃくちゃ伝えてください!

 

※草川クリニック内科・循環器内科の待合室です。綺麗で大変居心地の良い空間です。

 

金子:

わかりました!

理由としては、事務さんの作業スペースでしょうか。

 

草川先生:
はい、作業スペースと、内科は電子カルテを導入しても、予防接種などの書類を置いておく必要がありますので。

 

金子:
受付以外で「こうすれば良かった」という点はありますか。

 

草川先生:
バックヤードが狭いので、すれ違う際にぶつかってしまうこともありますけど、受付問題に比べれば小さな問題です。

 

Q5:開業当初の大変さについて

金子:
開業してからはいかがでしたか。

 

草川先生:

やはり新型コロナウイルスで大変でした。 当院は循環器内科ですし、循環器系疾患の一次予防、二次予防をはじめとした、生活習慣病を診ることがコンセプトなのですが、開業のタイミングでちょうどコロナが流行しました。その際に、以前から開業している他のクリニックさんの多くは、既にかかりつけの患者さんが多くいるので、コロナの患者さんを診る余裕があまり無かったので、「新規開業の当院が診ないといけない」と思っていました。

 

金子:
地域にとっては大変ありがたいことですね。

 

草川先生:

当時は熱があって、電話をしてもなかなか受け入れてもらえず、お困りのご様子でした。とはいえ、当院もそんなにたくさんは診られず、時間を決めて510人を診ていました。

 

金子:
慢性疾患の患者さんは、どうやって増やしていったのですか。

 

草川先生:

ホームページで検索をしてくださったり、地域の口コミなどで少しずつ広まっていった感じです。

 

金子:
それでは、発熱の患者さんで毎月の変動があったとしましても、慢性疾患の患者さんに関しては毎月少しずつ増えていったのでしょうか。

 

草川先生:

はい、そうですね。コロナのワクチンの対応を積極的にしていたことも、地域に認知いただいた理由かもしれません。

 

金子:
なるほど。ただ、開業前の内覧会も盛況でしたし、駅前なので元々地域の認知は高かったのかもしれませんね。

貴院の診療時間は夕方16時半までですよね。

 

草川先生:

はい。普段は16時半で終わっています。その代わり、月曜日だけは18時半(第24月曜日は19時半)まで診察をしています。

 

金子:
開業する時、「16時半までで大丈夫かな」という話もしていたと思いますが、いかがでしょうか。

 

草川先生:

やはり、19時まで診療をしているクリニックさんと同じ人数診るのは難しいので、診察している時間に頑張るしかないですね。

あとは昼休みもぎりぎりの時間設定にしています。受付終了が12時半で午後診察は14時半からなので、1.5時間ぐらいがスタッフの休憩時間です。

 

金子:
かなりぎりぎりの設定ですね。

 

草川先生:

はい、多分それ以上短くしてしまうと、繁忙期などは難しいと思います。

私が、これから開業を考えている先生方にお伝えしたいのは、開業する前に、「開業してどこまでの規模感にしたいのかを事前にしっかりと考えて決めておくことが重要」ということですね。

 

金子:
規模感ですか。それは患者数でしょうか。

 

草川先生:

それもですが、建物、スタッフ、時間、日数など、全てです。

私の場合は、当初は子供との時間を作ろうと思って、診察時間を16時半までにしましたが、実際に開業してみると、「コロナだ。○○だ。」と言っている間に、どんどん大変になっていきました。駅前の医療モールで開業していると、後から休診日を増やしたり、診察時間を短くすることも簡単にはできないです。

 

金子:
なるほど、ただ嬉しい悲鳴でもありますね。

 

草川先生:

そうですね。なので、今としては、「もっと大きくしたい」とか、「もっとこうしたい」と思うことはあるのですが、時間、金銭、建物などの面で難しかったりします。

「どれくらいで自分は満足するかな」と、最初にどこまで目指したいか、その目標のゴール設定をしっかりするのが大事と思います。そのうえで、16時半までにするのは良いと思います。

 

金子:
診察時間が短くて、他のクリニックに比べて競争力が落ちてしまったりはしないのでしょうか。

 

草川先生:

それは、開業する場所をしっかりと選んでいれば、あまり考えなくて良いと思います。

もちろん、都心でビジネスマンを対象にしたクリニックなどの場合は難しいです。

あとは、やはり、「この場所で、この診療内容で、○○人診て、これぐらいには到達したい」という感じで、しっかりと考えておくのが大事ですね。

そうしないと、診察時間だけでなく、クリニックの面積や、スタッフのキャパシティだったりと、色々なものがいっぱいになってしまいます。

 

金子:
結構、子育てしながらで、普段は16時とか17時までの診察終了としている先生の場合、草川先生のように週1日だけは遅くまでやるかについて悩まれる先生は多いです。悩む点は「その日だけ夜まで診察しても、本当に来てくれるのか」という点です。あまり浸透しないならば、全日16時までで良いのではとお考えになっています。

 

草川先生:

私は1日だけでも行うことは意味あると思います。当院も月曜日は他の曜日より患者さんが多いです。検査技師さんが朝から夜までいて、エコー検査をできています。月曜日を遅くまでやらないと、やはりビジネスマンの患者さんの多くは土曜日にくるしかないと思いますが、土曜日だけで集中してしまうと皆様なかなか検査を受けられないです。

本当は家族のことを考えたら月曜日も遅くまでやりたくないのですが、クリニックの為を思うと続けた方が良いですね。あとは、その曜日だけ非常勤の先生に来ていただくのでも良いと思います。ビジネスパーソンの人たちですと、時間や利便性が大切なので、院長では無いことには寛容なことが多いです。

 

金子:
確かに、良い先生がいるならば、ご家族との時間を優先して非常勤の先生にお任せするのはありですね。

 

草川先生:

そうですね。ただ当然、経営的には厳しくなりますね。

あとは、良い先生がいるのであれば、2診察体制にするというのもあると思いますが、先程の通り、やはり色々な面で制約がありますね。待合室の椅子や対応するスタッフの数など。成功できると思う先生は、最初から色々と広めにとっておいた方が良いと思います。

 

金子:
それは、どうやってわかるのでしょうか。

 

草川先生:

ご自身が開業向きかとか、その立地の周辺の状況などを加味して、ご自身で考えるしかないと思います。正直、コンサルタントさんには、その場所で良いか悪いかなどはわからないと思います。金子さんを前にしてこんなこと言うのはあれですが()

やはり、自分で実際に歩いて見てみて決めるしかないと思います。

 

金子:
そして、ご自身がどこまでの規模感を求めたいかを踏まえて考えるということですね。

 

草川先生:

はい、そうですね。

 

金子:
その判断が難しいですよね。私たちみたいな事務職の企業は、手堅く始めて、成長したら拡張移転をすれば良いですが、医療機関の場合は工事の費用もかかりますし、患者さんもいるので、簡単に移転とはいかないですよね。

特に、最近は以前に比べて開業にかかる費用も上がっているので、今から開業する先生はもっとギリギリの面積にして、堅実に開業する流れと思います。

 

草川先生:

そうですよね。クリニックの数も増えていますし、難しい判断だと思うのですが、郊外でしたら少し広くするための費用も限定的ですし、思い切って勝負してみても良いと思います。

 

Q6:開業をしながらの出産について

金子:
育児をしながら開業をされて、更に、その後に出産もされたのは、弊社のお客様の中でも初めてなのですが、 それができたのも非常勤の先生方のおかげということでしょうか。

 

草川先生:
はい、まず妊娠を考えた時に親友の女医さんが週3日程手伝いに来てくれました。医局の後輩の先生で、「ちょうど育休明けなので手伝えます」って言ってくださった方も2名いらして。月曜夕方も大学時代の級友の男性医師が来てくれてとても助けてもらいました。

 

金子:
先生は何ヶ月間お休みになったのですか。

 

草川先生:
私が完全に休んだのは、1ヶ月半ぐらいです。

 

金子:
その間も、クリニックは診療をしていたのでしょうか。

 

草川先生:
はい、非常勤の先生に入っていただきました。私は5月から休んだのですが、その期間をお任せする先生には、その前から週2回ほど、診察に入っていていただいて、3月、4月あたりから少し増やして、という感じで「いきなり」とならないようにしました。

 

金子:
臨時休診期間がなかったのは、すごいですね。

医師採用に関して、人材紹介会社は利用しましたか。

 

草川先生:
いえ、利用をしていません。

予定日がわかってから、逆算して「この期間を何とか」と信頼できる先生方にお願いをして、ご協力をいただいた感じです。

 

金子:
その間、売上や患者さんの反応はいかがでしたか。

 

草川先生:
売上はそこまで変わらなかったです。

患者さんも、とても温かく見守ってくださり、復帰した際には、「おめでとう!女の子?男の子?」みたいな感じで、とても優しく声をかけてくださりました。今でも「赤ちゃん何か月になった?かわいいでしょ?」と、皆様とても優しいです。

 

金子:
素敵ですね。開業をしてからご出産される先生は珍しいですよね。

 

草川先生:
そうですね。私も元々開業する時点では考えていなかったのですが、心境の変化がありました。そして、それならば、「体制を整えられるか」、「できるとしたら何年後か」、みたいな感じで考えていました。ただ、それでもなかなか難しいとも思います。

 

金子:
草川先生は出身大学や前職が近かった点も大きかったでしょうか。

 

草川先生:
はい、そうですね。あとは女医さんの中には、産休育休明けで、すぐにはローテートには戻れないけれど、クリニックで外来の手伝いはしたいと言ってくださる先生もいます。普段から色々な女医さんたちと懇意にしていたのは大きかったと思います。

 

金子:
なるほど、確かに誰にでもできることではないですね。

例えば、落ち着いている患者さんが多ければ、薬の処方の間隔を調整して、産休育休期間は休診にするということは可能でしょうか。

 

草川先生:
はい、そうですね。あとは女医さんの中には、産休育休明けで、すぐにはローテートには戻れないけれど、クリニックで外来の手伝いはしたいと言ってくださる先生もいます。普段から色々な女医さんたちと懇意にしていたのは大きかったと思います。

 

金子:
なるほど、確かに誰にでもできることではないですね。

例えば、落ち着いている患者さんが多ければ、薬の処方の間隔を調整して、産休育休期間は休診にするということは可能でしょうか。

 

草川先生:
できなくはないと思います。

その際は近隣のクリニックさんにご挨拶に行く感じでしょうか。

そして、患者さんには長めにお薬を出して、「何かあれば○○先生のところに行ってください」という形でご協力をいただくイメージです。

 

金子:
紹介をするのでは無くて、そういう連携もあるのですね。

 

草川先生:
ただ、やはり、開業してから数年経って、患者さんも安定してきて、かつ信頼関係を築けていないと難しいと思います。開業1年目などではとても難しいと思います。

 

Q7:これから開業する先生へのアドバイス

金子:
ありがとうございます。

今後の目標や、やりたいことはありますか。

 

草川先生:

20253月からは午後に加えて午前中も時間予約制にしようと思っています。

順番予約も良いのですが、三連休明けなどにとても混んでしまって、患者さんもお待たせしてしまいますし、スタッフも辛いかなと。

あとは、1月や5月の連休の関係で、奇数月と偶数月で患者さんの数が変わってしまったりもするので、完全予約制にしてバランスを取りたいと考えています。

 

金子:
今後開業する先生に何かアドバイスはありますか。

 

草川先生:
先程、お話しした、「自身が目指したい規模感を考えてから開業する」ということと、あとは柔軟性だと思います。

 

金子:
柔軟性とはどういうことでしょうか。

 

草川先生:
「厳しい環境にも適応して生き残る」という感じでしょうか。例えば、最近の例ですと、コロナが流行した際に発熱を診るとか、ワクチンの対応をするとかです。結果的に国や自治体からも支援があったと思います。

その時その時で、どちらにでも柔軟に舵を切れるというのは、開業医として重要と思います。「自分の規模感」の話とは少し矛盾してしまうかもですが。

 

金子:
確かに時代の流れを捉えるのは大切ですよね。今後もまだまだ色々とありそうですよね。

 

草川先生:

あ。あと、もう一つ。良いアドバイザーを持つことですね。 今でもわからないことがあっても、G.C FACTORYのみなさんが気軽に相談に乗ってくださります。常に心のどこかにいてくれる感覚でとても感謝しています。

 

金子:
ありがとうございます。そういう会社になれるように引き続き頑張ります。本日はありがとうございました。

 


 

草川クリニック 内科・循環器内科 院長

草川 由佳 Yuka Kusakawa

資格・横浜市立大学医学部卒業後、県立足柄上病院、横浜市立大学附属病院、

神奈川県立循環器呼吸器病センターなどを経て、令和2年に草川クリニック内科・循環器中 開業

 

資格・所属学会:

日本循環器学会 循環器専門医、日本内科学会 総合内科専門医、

心臓リハビリテーション学会 心臓リハビリテーション指導士